私の社会不安障害・対人緊張について

私のブログに来たいただきましてありがとうございます。

私はまともに外に出ることができないくらいに、完全に社会生活が破綻し、日常生活も日ごとに追いつめられていった典型的な対人緊張患者でした。
もっと分類しますと視線恐怖症や赤面症やあがり症です。

そして十数年にも渡って、あまりいいことなく(あったとしても辛い記憶で上書きされていた)、苦しい思いだけして過ごしてきました。
常にストレス、抑圧、プレッシャー、焦りで支配された私は、あまりのつらさで鬱病にもかかり、いつも気分がふさぎ、心がおさまる日はありませんでした。
生きていることが何もしていなくても地獄にいるようにしか感じませんでした。

私の社会不安障害、対人緊張の分類

症状をもっと細かく見ていきますと、自己視線恐怖症・他者視線恐怖症・正視恐怖症・表情恐怖症・外出恐怖症・赤面恐怖症・社会恐怖症・手の震え・どもり・脇見恐怖症・うつ病・自律神経失調症・不眠症とすさまじいまでの神経症歴です。
さらに細かく見ていけば、まだあるかもしれません。
ありとあらゆる症状や悩みを引き寄せて、そのマイナス思考によって強化していきました。

これは私の根本に問題があるから、無意識が勝手にトラブり、他に波及して悪化していったと思います。
いろんな症状は枝葉にすぎないと言えるかも。
マイナス思考がすべてを悪化させていった張本人でした。
人は簡単に坂道を転げ落ちてしまうものなんですね。
自殺者が一番多い死因となっているのもよくわかります。

社会不安障害・対人緊張は努力だけでは治りませんでした

当然のごとく、僕は神経症を良くしたい、治りたいと強い決意でいろんな心理療法を経験してきました。
まずは精神科に通い、精神安定剤や抗不安剤・抗うつ剤(幸い軽いものでした)などを飲んでいました。 
そのあと心理カウンセリングに通いつつ、ヒプノセラピーに通い、森田療法をやっている病院で入院も30日ほど経験しました。
行動療法、認知療法もやりました。

いつも通う前は良くなる奇跡を信じていました。でもすぐにあきらめがでてきました。
何に取り組んでもいっこうに自分が良くならない厳しい現実が、さらに私を追いつめました。
対人恐怖になってしまった自分の人生を後悔するしかありませんでした。

簡単にあきらめていた私も悪いですが、自信と日々を生きていく力すらすっかりなくし、心理療法や薬物療法で改善の兆しがまったく出ないと希望は一切無くなりました。
落ちるところまで落ちてしまったのです。
当然のごとく、うつ病も重くなりました。
対人緊張、社会不安障害になっていない人生を思い浮かべても、そんな人達の暮らしぶりを見ても、泣きたくなるか落ち込むかイライラするしかありません。
自殺したい、常にそればっかり考えるようになりました。

自殺まで考えていた私でも対人緊張が治りました

まさか中学や小学生の時の自分が、その時の私を見たら、ありえない未来でしょう。
その時点でこんな人生なら、まだ子供の時点で自殺したほうがマシと思うことでしょう。
当時の私もそうでした。
今現在も神経症が治らなかったら、死んだほうがマシだと思ってでしょうし、実際に今治っていなかったら、やらかしていたことは想像に難くありません。

でも、希望を取り戻せ、自信がんどんどん積み重ねることができた、悩みが吹き飛んだきっかけに遭遇しました。
私にとって奇跡が起きたのと同じぐらいの幸運でした。
本物の神経症の克服技術と出会ったからです。
強力に根こそぎ無意識の悩みの病巣を焼きつくしていったからです。

ブログ目次はこちらから