岩波先生の短期集中合宿プログラム(以下、合宿と表記)は、その名の通り、短期間でとことん集中的に自分の心と向き合い、原因をあぶり出し、脳を覚醒させ、自力での超変性意識状態を可能にし、大きく成長できます。

殻を破るためには自分で自分の限界を超えなければならないのですが、そこに甘えや弱さや惰性があったらいけません。
それは誰もがわかっていることでしょうが、自分の限界突破を普通の生活を続ける合間にやり遂げることは非常に難しいです。

一瞬頑張っても、普通の生活を少しでも送ってしまうと、普通の精神状態に引っ張られ、いくら意識を高くして抗っても時間とともに惰性化していきます。
だからこそ、合宿はその惰性かと甘えを打ち破る絶好の機会です。

まず環境が違います。
そして自分の限界を突破する技術とメニューが用意されています。
自分の弱さにほんとうの意味で気付かされると同時に、自分とはどんな生き物なのかも、私は合宿中にはっきりわかりました。
悟れたと思います。

自分の弱点をしっかり把握して、今後どうしていかなければならないのか答えが見つかった安心感に加え、自分は自分でいいという結論も同時に得られました。
この2つはともすれば矛盾したものなのかもしれませんが、この2つがあったから私は、自分を信じることができて、進むべき道がはっきりわかりました。

知識としてわかったのではないことが一番のポイントです。
それは悟れたといっても大げさではない、本当に定まった瞬間でした。
合宿に参加せずしてその答えに至るには、かなりの時間と困難さを伴ったと思います。

生きるモチベーションが身につき、強さも実感できるほど獲得できました。
不思議なことに、同時に(これも矛盾していますが)安らぎも自分に感じられました。
強さと安らぎ、2つ同時に味わえた自分に、私はとても感動を覚えました。
ああ、生きているって本当にいいことなんだな、生きていていいんだな、私は存在してOKなんだと思えた時、思わず涙が出たくらいです。

合宿期間中は何度涙を流したかわかりません。
涙のたびに私はホッとし、安らぎを覚えながら、心の余裕が生まれることで、その余裕から強さが生まれていきました。
言い換えると、マイナスの処理ができた途端に、強さと自信を獲得できるスペースが心に作られていき、暗示の力でたくましさとモチベーションが生み出されていった感じです。

岩波英知先生特製の暗示CD(mp3)は、圧倒的な言葉の豪雨を脳に浴びる感じになります。
合宿期間中の自力での超変性意識状態の継続と進化、岩波英知先生の誘導による超劇的なトランスの2つによって、暗示を私の脳が受け入れられる態勢になっていたため、ダイレクトに脳に暗示が響いていきました。

言葉が違って聞こえたり、自分が一番欲っしていたであろう暗示に言葉が聞こえたり、自分の弱点を知らせてくれる言葉に変化したり、超変性状態に入った脳は不思議な奇跡を起こしてくれました。
CDに入っている言葉は変わっていませんが、聞く私の脳は違った風に捉えています。
脳のすごさと奇跡を実感できたことも嬉しい驚きでした。

自己啓発の本にはたくさんいいことがかいてありますが、なぜ脳に定着しないのかを考えた時、それは捉える側の脳が受け入れ態勢に入っていないからだと気づかされました。
目で読んだ文章が、私の脳に入ったときには全く違う役立たない言葉に変換されていたのです。

暗示も同じことで、普通の理性的な脳では暗示の言葉を弾いてしまうどころか、プラス暗示すらマイナス暗示に変換してしまうのです。
だからこそ、暗示の言葉がそのままプラス暗示として脳に浸透する超変性意識状態に入らなければならないと気づきました。

超変性意識状態に入って暗示を聞いた時、こんなにも同じ言葉でも脳には違った言葉で入ってしまう体験をしたときに、誰もが頑張ってもうまくいかない原因がわかった気がしました。
だからこそ、自分の限界も弱点も突破できる合宿のような短期間で集中的に自分を追い詰められる方法がおすすめです。

合宿に参加できない人でも、一人で合宿をする環境を整え、一日でもいいから真剣に自分の限界を突破する機会を設けたほうがいいと思います。
自分ほど乗り越えることが難しい存在はありません。