岩波英知先生との電話電話して一番最初に驚いたことは、岩波英知先生は自信家だということだった。 自分が対人緊張、視線恐怖症で、○○さんから、岩波英知という別次元の能力を持つ先生がやられている神経症克服のプログラム教えてもらったと言うことを告げた どれくらい自分が悩んできて、どれほど苦しい思いをして、未来も希望もない状態かということを話した。
緊張していたが話しているだけでほっとしてきた。このお方は何か違うな、でも気さくで力強い声だった。 やり方は大体は知っていたため、そんな催眠状態にも全然入ることができない自分でも大丈夫かと言うことを相談した。 また薬を飲んでいた経験や、催眠療法、ヒプノセラピー、森田療法をうけた経験もあることも言った。 先生は「他のどこよりも価値がはるかに大きい。今までで一番だと思うよ」といった。 なんでそんな自負心があるんだろうと思った。 でも、その自信を含んだ声に、本物だと思った。
かといって、受けたければ受ければいいというスタンスだった。 うちはすごいけれど、来たければ来ればいいし、心配なら来る必要はないという感じが逆に自信を感じさせた。 私の常識では、催眠にかからないのは自分の体質のせい、薬がどんどん強くせざるを得ないのも、自分の悩みに深さだと思ったし、森田療法の「あるがまま」なんて全然自分には実践できない、ということだった。 だから、それを遙かに超える実力があるといわれていても、自分だけは別だ、という考えが電話前はあった。
やはり能力者は何かが違うしかし「催眠状態なんて比じゃなくて遙かにすごい世界を味わえる」と言われた。 それは自信にあふれたもの言いだった。実際お会いしてから、何か違うなと思った。 普通の心理療法士や先生は、ただの人だ。ただの人に自分の思い対人緊張や神経症の悩みなんか治すことができない。
でも、一目見たとき、電話で話したときと同じ感銘を受けた。 切れるし、ずば抜けてそうな雰囲気だった。 パワーとエネルギーとオーラを感じた。 でも気さくで私の人との距離感をとっぱらう名人でもあった(先生のコミュニケーション能力はのちのち私に大きな武器を与えてくれた)。 あ、本当に会ってよかった、と直感した。
ともかく電話の時、これは固いし何か違うと思った。かけてみたくなった。料金は高いと聞いていたから、覚悟はしていた。 それよりも、自分の症状が治らないまますぎていったら、それこそ悲惨だ。お金の問題じゃない。 大体お金が高いという人は、5万円でも高いと思うだろう。本当に効果があるものは、たとえ一千万円だって安く感じるはずだ。
これは人生全体の問題だし、絶対治りたい、よくなりたいと思った。だからあのときの僕のリスク行動は、大成功に終わった。 社会不安障害や対人緊張などを克服するには行動を起こさなくちゃいけない。 電話の時決心したことは、有意義な行動だったと思う。 世界で先生にしかできない脅威の克服技術もしビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ハワード・ヒューズ(この人はがちがちの強迫神経症患者)といった大富豪が、岩波先生のところに通ったとしたら、症状を治すために数億円簡単に出すだろう。 それくらいの価値がある。 独自に岩波先生が開発した技術だから、誰にもマネができないし、ただの目新しいものでもない。 どこよりも人間の深淵に向かって強く働きかけることができる独特なプログラムだった。
けれど、その時は知るよしもない。ただ自負心に心を掴まれた感じだった。 何が自分の身に起こるのか? 私の心にどう作用して変化していくのか? 楽しみであり不安でもあった。 恐怖心がないわけじゃないけれど、社会不安障害が治らないことのほうが遥かに恐怖だった。 自殺するときの恐怖に比べたら、やっぱりワクワクドキドキがまさる。
でも、北海道から九州まで(沖縄や外国からわざわざ通ってくる人もいるみたいだ)やりたい人が多くて、なかなか受けることができない、ということを言われた。どうにか予約をいれてもらいたかったので、真剣に頼んでみた。 絶対受けたかった気持ちがあった。だからそれを伝えた。 岩波先生もわかってくれたみたいで、 大阪ならどうにか時間がとれると言われた。住んでいるところは東京だったので、東京がよかったのは確かですが、わざわざ大阪までいってみた。昔関西地方に住んでいたこともあったからだ。 |
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